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アイルランド関係の本

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割と思いつきで行動することが多いあたくし先日「そうだ」と閃いて、近所の図書館にあるアイルランドで検索してひっかかった本を片っ端からお借りしてきましたと言ってもやっぱり少ないんだけどさぁ

①目で見る世界の国々 52巻(国土社)
②世界の民話 アイルランド・ブルターニュ(編*小沢俊夫、訳*中村志朗、ぎょうせい)
③アイルランド、自転車とブリキ笛(著*デイヴィット・A・ウィルソン、訳*松本剛史、朝日新聞社)
④もし僕らのことばがウィスキーであったなら(著*村上春樹、平凡社)
⑤アイルランドの反乱~白い二グロは叫ぶ~(著*堀越智)
 

「①目で見る世界の国々」はなんと訳者が守安功さん世の中狭過ぎでしょ中学校の社会で使うような写真がたくさんあって分かりやすい本でした。

一番興味があった「」「アイルランド、自転車とブリキ笛」はやっぱり原題が「Ireland a Bicykle and a Tin whistle」なるほどね、Tin Whistleをブリキ笛と訳した訳だ筆者はアイルランド系のカナダ人で、自転車でアイルランド各地のSessionを周り、飲んだくれて(笑)また自転車を漕いで休憩にTin Whistleを吹くという旅行記のような本Sessionで出ていたtuneの名前がのっていて「セント・アンズ」とか見ると「おぉ」とトキメクものがありましたただこの方がアイルランドを旅行したのが恐らく1995年頃で、まだ北アイルランド紛争の影響が色濃く残っていた時代。Sessionにもその影響があって、「それは北の歌だろう」と小競り合いのようなものもあったようです。音楽好きなら楽しめる内容ではあるのですが、日本語への訳し方にちょっと違和感があって、読んでいてちょっと疲れました一番訳者後書きが分かりやすかったな。

「もし僕らの言葉がウィスキーであったなら」はあたしにとって初村上春樹さんでも小説じゃなくてエッセーだから、春樹作品にはカウントされないかなウィスキー好きな村上春樹さんが、奥様と一緒にスコットランドのアイラ島(北アイルランドとイギリス本土の間にある孤島。ウィスキーの聖地)とアイルランドのウィスキー醸造所やパブを訪れた様子が書かれていました写真は全部奥様がとられたそうですが、パブの外に書かれたメニューを読む村上春樹さんの後ろ姿の写真や、テーブルでお料理にピントが合って村上春樹さんがぼけている味のある写真など、とーっても素敵な写真が多かったのも印象的でした表紙にはロスクレアにあるパブの看板犬であるウェルシュコーギーが載っているんですが、なんと名前が「ギネス」だそう素敵すぎるーー

皆さんも近くの図書館で探してみてくださいね
 

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